土地を買うとき、建物を建てるときに、「風水」「家相」を気に掛ける方々がいらっしゃいます。
その信仰の大きさもさまざまですが、建築する場合には、この考え方のルールが大きな壁になることがあります。
しかし、信仰していらっしゃる方々には、絶対的な事項であるので、避けようがないことである場合が大半です。

トイレを鬼門に持ってきてはダメ

「北東の方角の鬼門に、トイレはダメ」は一番有名な家相です。
昔は汲み取りトイレで、アンモニア臭や暑さや寒さで環境的に悪かったのですが、現在では換気扇があり、水洗トイレで、暖房便座まであります。
もし、トイレの位置の為に、動線が悪くなるような間取りを強いられるのなら、このことを一度お考えください。

トイレに鬼門

マンションの水回りは左右対称

マンションの設計において、水回り配管は2室をワンセットでパイプスペースを作ります(経済・施工効率を考えて)。
ということは、奇数の部屋のトイレが鬼門を避けたとしたら、偶数の部屋のトイレは鬼門に当ることになります。
マンション購入者は、家相に無関心の方が多い?

マンションの水回り

方違い神社

困ったときの神頼み!
神様のことを神様で解決しようという荒業です!?
摂津、河内、和泉の境に位置して、三令制国のいずれにも属さない地として、地相・家相などの方災除けの神社としています。

方違神社